いい仕立ての基本はコスト

仕立てを見分けるに当たっては、スーツの値段がいくらかということが重要です。たとえば物には原価があって売値がある訳なので、売値が安ければ安いだけの理由があります。

たとえば9800円のスーツとオーダースーツを比べどちらが仕立てのレベルが上かということは、値段を見るだけで判りますよね。一番大切なことは、スーツが値段見合いの価値が仕立てのレベルで確かめられるかということになります。


いい仕立てはエリ

いいいスーツというのは型崩れがしにくいです。身体によく馴染むというか、着るごとに身体にフィットしていく。そんなスーツがおすすめです。スーツが身体に馴染むための重要な要素には芯地というものがあります。

これは表地だけではクタクタになってしまうスーツを支えるための素材ですが、この芯地は表地と裏地に挟まれた一般の人からは見えない部分で、一番手を抜かれやすい個所になります。


ゆがみについて

ゆがみはとても難しい問題で、言葉では説明しにくいですし、画像でもハッキリとは表現できないですが、ゆがみというのは着用しているうちにどんどん身体から合わなくなっていきます。

その他ゆがみの原因としては、下記のことがあげられます。

  • 本来のスーツに求められる以上の負荷をスーツに与える場合は、ズボンのポケットや内ポケットなど物を常時入れすぎるゆがみ
  • 素材と仕立てのミスマッチから来るゆがみについては、高級素材になればなるほどデリケートになりますので、ゆがみやシワはでやすい。
  • 仕立ての悪さが原因のゆがみについては、当初の仕立ての誤差が多いところから来るゆがみもあります。

スーツのフロント部分

スーツの中でもこの部分は、表生地、芯地、裏地と3種類の違う素材を使って、一枚の立体的なキャンバスを創り出す一番重要な個所になります。また、フロントの肩から裾までの全面に芯地を入れて作る方法については下記の方法があります。

  1. トラディショナル縫製は、肩から胸と衿の部分に芯地を入れて、表生地に接着芯を貼る方法。
  2. セミトラディショナル縫製は、胸の部分にだけ芯地を入れて表生地に接着芯を貼る方法。
  3. 接着縫製などといった方法があります。

また、裏地が全体についている総裏地仕立てでは気になりませんが、背抜き仕立ての場合の縫い代の処理を、裏地などのバイヤステープでくるんだパイピング処理と、縫い止めた伏せ縫い処理などがあります。